旧三和信用保証の担保抹消登記(ややマニア向け)
ややマニアックな登記の話です。
旧三和信用保証㈱は、読んで字のごとく旧三和銀行系の保証会社です。
ここに限らず、みずほにしろ、三井住友にしろ、りそなにしろ、ここのところ各金融機関の本体はもとより、系列保証会社の統廃合や会社分割が進み、担保抹消登記をするにも何かと前提登記が必要になって来ています。
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旧三和信用保証㈱の担保抹消登記について時系列に沿って必要となる前提登記と主な注意点をメモにしておきます。
①旧三和信用保証㈱から三菱UFJ住宅ローン保証㈱への名変登記
※三菱UFJ住宅ローン保証㈱は、旧三和信用保証㈱が旧ユーエフジェイ信用保証㈱に商号変更され、その後、三菱UFJ住宅ローン保証㈱に商号変更した会社です。
が、現在、三菱UFJ住宅ローン保証㈱の会社履歴事項証明書を取り寄せても、旧三和信用保証㈱が旧ユーエフジェイ信用保証㈱に商号変更された旨の記載事項が登記簿上出て来なくなっています。銀行さんからは旧三和信用保証㈱から旧ユーエフジェイ信用保証㈱への商号変更の沿革を証する登記事項証明書はシステム上発行不可能であることを登記申請時に登記官に説明して欲しい旨との説明文が付けられてきたりします。(ちなみにウチでは旧ユーエフジェイ信用保証㈱の現役のときの古い履歴事項証明書をストックしていますので万一の場合はそれを添付することも可能です)
同様のことは、りそなでも三井住友でもありますので格段珍しいことでもなさそうです。
なおこの件で、登記官から上申書の添付を命じられたことも特にありません。
②UFJ住宅ローン保証㈱から㈱ユーエフジェイ銀行への会社分割による抵当権移転登記
※㈱ユーエフジェイ銀行は今は存在しませんので、現㈱三菱東京UFJ銀行が“承継会社”として登記権利者となります。
※共同申請になりますから、登記原因証明情報(結構要件事実がゴチャゴチャと書かれたものでした。)のほかに、担保設定登記済証・双方の代理権限証書が必要です。
※登録免許税は、会社分割移転の場合、現在は、課税価格の1000分の1.4となってはいますが、UFJ住宅ローン保証㈱から㈱ユーエフジェイ銀行への会社分割による抵当権移転登記の場合は、原因日が現行法の適用以前となるため原則通り1000分の2となります。
③㈱ユーエフジェイ銀行から現㈱三菱東京UFJ銀行への会社吸収合併による抵当権移転登記
※この登記の登記識別情報が次の④の登記済み証となります。
④現㈱三菱東京UFJ銀行の担保抹消登記
※当たり前のことですが、現㈱三菱東京UFJ銀行の解除証書・委任状が必要です。
※三和信用保証㈱に馴染んで来ている私からすると、三和信用保証㈱の担保抹消用に現㈱三菱東京UFJ銀行の解除証書・委任状が渡されることになるわけで、未だにいつももらい間違えたような気がして何か居心地の悪い妙な気分になります。早く慣れないといけませんねー。
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